12月31日 今年も一年・・・

今年も一年ありがとうございました。

今年はしゅうめいぎくの新品種”ももいろブーケ”の販売開始の年で
たくさんの皆様にご購入いただけて本当に嬉しかったです。

もちろん来年からも引き続きお届けしていこうと思っておりますので
是非よろしくお願いいたします。

一方ブログの方は本当に滞ってしまってすみませんでした。
自分の人生というか経営を考えた時の大きな転換期となる年でした。
目が回る・・・という感じの年でもう二度とこんな年は来て欲しくありません。

さて。
もうすぐ今年も終わりというタイミングで久々にだらだらと
しょうもない話でもしてみようと思います。

これは先日咲いてきた原種交配2年生苗(初期開花)の株です。
花芽1つでおそらく3,4輪咲いて終わりと思います。

パープルベイン

いわゆる原種交配種らしい大きさの花で株元の新芽を見ると来年まで
育てればたくさんの花が咲くことと思います。

この花の種親はイエロー×ピコティーという普通のハイブリッド同士の交配です。

アプリコット

この花は今もたまに交配に使っている花で花は大輪ですが新芽が多く出て庭に植えると
たくさんの花を咲かせるなかなか良い性格です。

花粉親はアトロルーベンスとして育種を始めた頃(6年くらい前)に入手した花ですが
素性が良く分からないので原種交配種として扱っています。

小輪パープル

原種に関してはよくある事ですが花が小さくなります。
特にこの固体はほぼすべての交配パターンで種親の花を小さくします。

元の花は普通の花よりもさらに大きな花ですので分かりやすいのでやってみた交配です。
割と庭植えが好きなのでそれほど小輪化にこだわりがあるわけでもないのですが
鉢で小さな花をいっぱい咲かせて楽しむのも大きな魅力です。
アトロルーベンスなどは交配に使用しても生育スピードはそれほど落ちませんので
かわいい小輪花を皆さんも作ってみてはいかがでしょうか?

もちろんすべて個体差があるので小輪になるかならないかは分かりませんが
検証して見るのも面白いですし、何より色々と想像して種を採って育てるのは
園芸の醍醐味かもしれません。

あまり参考にならない話でしたが、
今年も一年本当にありがとうございました。

良いお年をお迎え下さい。

大和園
佐藤 尚史

追記

こんな花も同じ交配から咲いています。

hellebores

Hellebores

この花のようにどちらの花にもベインの要素があるはずなのに
両親から遺伝しないというケースも確率的にはあります。
ただ、こういった花は見た目はスポットレスの中輪ピンクですが
ベインの遺伝子は必ずあります。僕はあまりベインは好きではないので
こういった花は親株には使用しません。
こんな風に自分の目的に合った育種親を残していくのも楽しみですね。
Hellebores

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コメント

    • 虫めがね
    • 2013年 1月 24日

    はじめまして。某雑誌で大和園さんのお名前を拝見し、検索してみました。どの写真も美しいですね。これからもいろいろな花を見せていただけると嬉しいです。

    べインはお好きでないとのことですが、下から2枚目の花の地色に桜色の部分が追加されて、鈴なりに咲いたら可愛いだろうなと思いました。

    • hisashi
    • 2013年 1月 24日

    虫めがね様

    はじめまして。コメントありがとうございます。
    まだまだ新米生産者ですがよろしくお願いします。

    あの写真の花はお花屋さんには結構好評でした。
    確かに鈴なりに咲くときっとかわいいですよね。

    花の形や色で値段が変わる特殊な花ですが、たくさん庭に咲いた様子なども大きな魅力として伝えていきたいです。

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